作品名 | 応募名/チーム名 |
聖徳玉子 | インフォコム技術企画室 |
作品名 | 応募名/チーム名 |
THETA EYE | THETA EYE |
360 stream to AR app for image-based lighting and real-time reflections | grigtod |
360EyeToEar | StrawberrySaurs |
作品名 | 応募名/チーム名 |
Veaver Theta S Mobility Streamer | Team Veaver (from IOK Company) |
VANISH360 | ViRD |
Sun Light Estimator | 馬場雅志 |
Next Number VR360 | muteua |
水中全天球ライブ配信システムi-Ball(アイ・ボール) | 谷川&山縣 |
作品名 | 応募名/チーム名 |
Panomate | 株式会社マジックアワー |
MOUTHETA | virtual dentist center |
THETA Monitoring System | Tsukasa Horinouchi |
World in a jar - ジャム瓶の中の世界 - | MIRO |
この度、「RICOH THETA×IoT デベロッパーズコンテスト」の開催にあたり、ご応募いただきました皆様、またご支援を賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。応募数54作品、昨年の第一回コンテストを上回る33の国と地域より、総数347件ものエントリーを頂戴しました。
リコーは今年、創業80周年を迎えました。その節目の年に開催された今回のコンテストでは、RICOH THETAの新たな可能性の開拓を目指して、IoT活用のためのアプリケーションおよびガジェット開発に資するクラウドAPI(β版)を先行公開いたしました。そうしたこともあり、クラウドの利便性を活かした作品も多く集まり、審査員をはじめ、関係者一同、新たな時代の到来を実感いたしました。
応募作品を拝見した私は、RICOH THETAが、これまでリコーが社会に提供してまいりました種々の商品同様、イノベーションをもたらすツールであることを改めて確信することができました。
リコーは今、IoTを活用した安心・安全な社会づくりの実現に取り組んでいます。RICOH THETAは、そのIoTの“目”となる重要なデバイスとして、さまざまな分野から期待を寄せられています。また、今年はVR元年ともいわれ、RICOH THETAの活躍の場は広がるばかりです。
これからも、皆様と共にRICOH THETAをさらなるイノベーションツールへと育てていきたいと考えております。何卒、ご協力、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社リコー 代表取締役 会長
近藤史朗
東京大学大学院情報学環 教授
このRICOH THETA×IoT デベロッパーズコンテストは、RICOH THETAを利用したアプリやガジェットを募集するコンテストの第2 回となります。タイトルに示すとおり、今回は時代のキーワードともなっているIoT(Internet of Things)をテーマに作品募集を行いました。その結果、RICOH THETAとクラウドが連携したアプリケーション、小型のコンピューターが埋め込まれてクラウドと連携するRICOH THETA向けガジェットなど、初回では見られなかった傾向の作品が応募されているのが印象的でした。また今回は世界中の様々な国の方からエントリーおよび応募を頂いており、これも非常に良かったことの一つです。
たくさんの質の高い作品が寄せられましたが、RICOH THETAの特徴が良く活かされ実用性や完成度も高い「聖徳玉子」(Shotoku Tamago)を、今回の最優秀賞としました。またクラウドを通じて360°動画のライブストリーミングを手軽に行える「THETA EYE」、今後のRICOH THETAの応用として盛り上がりそうなARにおけるIBL(イメージベースドライティング Image-Based Lighting)に取り組んだ「360 stream to AR app for imagebased lighting and real-time reflections」、視覚を聴覚に変えるという独創的な提案である「360EyeToEar」を、それぞれ優秀賞に選びました。
本来不確かなイノベーションが起きる確率を高めるには、多数のチャレンジを集中的に行う以外の方法はありません。Xプライズ財団の取組みに代表されるような、 “Inducement prize contest” と呼ばれるイノベーションの駆動のためコンテストを利用するという手法は、米国では自動運転や人型ロボットの開発などでも大きな成果を上げています。今回のコンテストから生まれた新しいアイデアを取り入れて、ユーザーとともに新しい商品開発の潮流を生み出してほしいと思います。
応募作品の質は前回より着実に進展しています。繰り返しになりますがイノベーションというのは、一度きりの挑戦では達成できるものではなく、何度も試みを繰り返すことにより生まれてくるものです。RICOH THETAとコンテストの今後に、さらなる期待をしたいと思います。
日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任
前回に続いて応募してくれた方がいらっしゃったということですが、こうしたコンテストが「文化」として根付いてもらうためには、やはり積極的にリピーターを増やしていくことが必要だと思っています。そういった意味でも、今回応募していただいた方には、ぜひ次回のコンテストにも挑戦してほしいですね。審査結果を見ても、今後の展開に夢を与えるような、良い選択をできたのではないかと思っております。
NAKED Inc. 代表
僕が評価ポイントとして見ていたのは、完成度はもちろん、その作品が360 °を撮影できるRICOH THETAである意味性と、可能性。そうした観点がベースとしてあります。総合的には、前回より確実にレベルが上がっているなという印象はありました。
一点だけあるとすれば、創造性ですね。アイデアとは、結局何なのか。僕は仕事柄、一つ一つの作品にどのようなクリエイティビティがあるのか、そういった点に注目したのですが、全体的にもう一段そこが欲しいなと感じました。次回はその点にも期待したいと思います。
株式会社 ドワンゴ 人事部 部長
僕は初めて審査に参加させていただいたので、昨年との比較はできないのですが、それでも参加者のレベルの高さは感じました。僕はソフトウエア業界の人間で、ガジェットを使ったものをあまり目にする機会がなかったので非常に楽しかったですし、応募作品には夢があるものがとても多かったですね。360°を撮影できるRICOH THETAを選ぶ利点も、よく感じることができました。何より、耳や目にハンディのある方でも楽しめる作品が多かったのがとても印象に残りました。
ワンショットで 360°の全天球イメージ・動画が撮影できるカメラ「RICOH THETA」は、全方位を一度に撮影できるという特徴から、来るIoT(Internet of Things)社会においてもそのさまざまな活用が期待されています。コンテストでは、「メーカーだけでなく、ユーザーと共に商品を育てる」というRICOH THETAの思想のもと、「RICOH THETA とセンサー、Web 上のデータなどネットと融合した新しいIoT コンセプトアプリケーション」および「RICOH THETAと連動するガジェットやアプリケーション」を募集しました。結果、11の国と地域から54 件の応募をいただきました。IoTというキーワードを提示したこと、そして応募者特典としてクラウドAPI を公開したこともあり、RICOH THETAとクラウドが連携したアプリケーションや、組込みコンピューターを使いクラウドと連携するガジェットなど、前回とは違った傾向の質の高い作品も多数寄せられました。
アメリカ/イギリス/カナダ/韓国/スペイン/台湾/中国/ドイツ/日本/ベトナム/ベルギー
RICOH THETA x IoTデベロッパーズコンテスト事務局
(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内)
住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル9F
E-mail: support@contest.theta360.com